フィラデルフィアの名ヴォーカルグループThe Delfonicsの72年発表シングル。Vincent MontanaとNorman Harrisがアレンジを手掛けたメロウ「Think It Over」、Stan Watsonプロデュースの重厚な演奏が印象的な「I'm A Man」ともにグレイト!!
William Hart率いるヴォーカルグループDelfonicsの69年発表シングル。優しいメロディーラインが沁みるメロウソウル「Didn't I」、ファンキーな「Down Is Up, Up Is Down」共にナイス!!「Down Is Up, Up Is Down」のイントロは33回転にするとサンプリングライクな感じです。
ニューヨークのインディーレーベルJulmarに残されたディープファンク佳曲!!ブルースの香りを残したタメのあるグルーヴが腰を刺激する渋い1曲。裏はインストバージョンです。
Jerry Butlerの実弟Billy Butlerの67年発表シングル。Finis Hendersonとの合作となる「Thank You Baby」は高らかに吹き上げるホーンアンサンブルやポジティブなメロディーが心地良いナイスクロスオーバーソウル!!ノーザンソウルクラシックス「Burning Touch Of Love」も勿論グレイトなダブルサイダー45!!
シカゴソウルを代表するグループDellsの69年作「Love Is Blue」のタイトル曲にもなったグレイトソウル!!Ghostface Killah「Shakey Dog」、Smut Peddlers「Red Light」等でサンプリングされた壮大なストリングスが格好良いナイスメドレー!!
New ZealandのマルチミュージシャンKris Holmesが2009年に200枚だけプレスしたレア45!!「His Voice」はTommy Roe「Sweet Pea」のドラムを下敷きにRawな演奏を乗せたモダンゴスペルファンクの傑作!!裏の「He Spoke」はオルガンバージョンでこちらも渋いです。
David Bentleyを中心とするオーストラリアのバンドPython Lee Jacksonの72年発表作。Rod Stewartをヴォーカルに迎えた「In A Broken Dream」はA$AP Rocky「Everyday」でサンプリングされたナイスカバー!!同タイプの渋い「If It's Meant To Be A Party」や中盤にパーカッションブレイクがあるA2「Boogie Woogie Joe」もおすすめです。
カナダのロックバンドPowder Bluesの81年リリースレコード。序盤にドラムブレイクが入るA4「Undercover Blues」、ファンキーなA2「Secret Success」、ブルースB3「Nothing But A Tease」辺りがおすすめです!!
The Hot Biscuit Disco Company/1968/US/LP
Condition(Jkt/Vinyl): VG/VG+
サウスカロライナ出身のバンドBenny Gordon & The Soul Brothersのファーストアルバム。Archie Bell & The Drellsの代表曲「Tighten Up」カバーは原曲同様中盤にドラムブレイクが入るナイスカバー!!また、James Brown「Papa's Got A Brand New Bag」、Sam & Dave「Hold On, I'm Coming」、Cannonball Adderley「Mercy, Mercy, Mercy」といった名曲カバーから、オリジナルのファンキートラック「Anything Goes」などを収録したファンク/ブルース佳作!!
タイトル曲「We The People」は、ブレイクも激格好良いファンククラシック!!また、Lyn Collinsの名曲カバー「Think」やパーカッシブなブレイクが入るA4「Soul To The People」、印象的なブレイクで始まるB4「Blowout」、メロウA2「Your Love Is So Doggone Good」等、ナイストラックがズラリと並ぶヘヴィーウェイトな1枚!!
Go-Go Funkの代表格Trouble Funkが86年7月にロンドンで行ったライブの録音盤。代表曲「Let's Get Small」や「Drop The Bomb」、ライブならではの「Percussion Solos」、そして4曲ノンストップなA面とネルギッシュなライブの模様を収めた1枚。
Verve/1969/US/LP
Condition(Jkt/Vinyl): VG+/VG+
Brooks Arthurをプロデューサーに迎えて発表した69年作。中盤からテンポアップするLulu「Without Him」やHarry Nilsson「Wailing Of The Willow」のカバー、終盤にかけてヒートアップする展開も良い「The Sea Is My Soil」など魅惑的な楽曲を収録したヴォーカル/ボサノヴァ佳作。
Eddie & Ernie aka Phoenix Expressが残したスウィート/クロスオーバーソウル傑作「You Make My Life A Sunny Day」のグレイトカバー!!オリジナルバージョンはThe Carters(Jay-Z & Beyonce)「Lovehappy」などでサンプリングされていました。裏のファンキーソウル「It's A Beautiful World」も良いです。
The Sinceresを前身とするヴォーカルグループBloodstoneの73年発表シングル。Harry Williams作のスウィート「Outside Woman」、Charles D Loveのペンによる渋い「Dumb Dude」ともにナイス!!
Todayレーベルからの諸作も人気のソウルトリオBlack Ivoryの74年発表シングル。Mac Miller「Outside」などでサンプリングされたメロウ「Warm Inside」、同年発表アルバムの冒頭を飾った同タイプの「Will We Ever Come Together」ともにナイス。
Leroy Burgessを中心とするソウルトリオBlack Ivoryの74年発表シングル。Silent Majorityの面々作曲の極上スウィート「No One Else Will Do」がおすすめです。
マサチューセッツ出身の4人組ヴォーカル・グループCrystal Motionが残した唯一のシングル。レーベルオーナーのFrank Fioravantiと盟友Pal Rakesのペンによる幸福感と高揚感に満ちた傑作フィリーダンサー!!
「Next Al Green」とも言われたシンガーの74年発表シングル。Side-B「How Can You Say Goodbye」はWillie Mitchellライクなサウンドが印象的なナイスクロスオーバー/ディープソウル。KA「No Downtime」でサンプリされていました。
Durand Jones & The Indicationsでの活躍も知られるドラマー/シンガーAaron Frazerのソロデビューアルバム。吸引力抜群のオープナー「You Don't Wanna Be My Baby」、King Sporty「Don't Kill The Goose」辺りを彷彿とさせるリフが印象的な「Can't Leave It Alone」、ドラムブレイクで幕を開ける「Bad News」、スウィート「Have Mercy」、Curtis Mayfield「Tripping Out」と同じコードの「Done Lyin'」、オーセンティックな雰囲気の「Lover Girl」、グルーヴィーダンサー「Ride With Me」など枚挙に暇がない現行ソウルの大傑作!!
モダンファルセッターの雄Aaron Frazerの2024年発表作。期待通のスウィート/クロスオーバーチューン「Thinking Of You」にはじまり、Hi-Fiveの同名曲を引用したガッツリ90's R&Bテイストの「Fly Away」、ノーザン「Payback」、チリ出身の女性シンガーCancamusaをフィーチャーした「Dime」、スロウ「I Don't Wanna Stay」、クローザーに相応しいスウィート「The Fool」など、Alex Gooseを共同プロデューサーに迎え彩り豊かになった傑作セカンドアルバム!!