ハンガリー出身のジャズギタリストGabor Szaboが、シタールを手にかねてより親近感のあったインドの音楽的エッセンスをジャズに落とし込んだ作品。アレンジが激渋な定番「Summertime」や「Caravan」のカバーをはじめ、ヴォーカルがより幻想的な雰囲気を助長するA1「Walking On Nails」やA3「Search For Nirvana」、タイトなリズムが印象的なB3「Ravi」など、独特の旋律とサイケデリックなアレンジが絶妙にハマった異色作!!
卓越した楽才で一時代を築いた名ジャズピアニストKeith Jarrettの77年発表アルバム。オリジナルカルテットでの最高期の録音作。当時の日本盤。Paul Motian作の「Byablue」や「Trieste」、Keithの奥方Margot JarrettのペンによるメロディアスなA3「Rainbow」などを収録したモーダル/ポストフリー佳作。
エキゾチックなイントロで始まるアレンジも格好良い「Fly Me To The Moon」をはじめ、「If I Should Lose You」、アップテンポなオリジナル曲「Raoul」と「Long Wharf」など聴き応え抜群のバップ名盤!!71年リリースの再発盤。
※Van Gelder刻印
Impulse/ABC/1972/US/LP
Condition(Jkt/Vinyl): EX/EX
代表作「Blues and The Abstract Truth」の続編として64年に発表されたアルバム。こちらは72年リリースの再発盤。タイトル曲「Blues and The Abstract Truth」、B1「The Critic's Choice」、B2「One For Bob」といったOliver Nelsonのオリジナル曲をはじめナイストラック満載です。
※Van Gelder、Stereo刻印
73年2月24日にThe Village Vanguardで行ったライブの録音。緊迫感のあるA1「Misfits」にはじまり、A2「Fort Yawuh」、ヒップなメロディーが印象的なB1「De Drums」、Keith Jarrettのピアノが主役のB2「Still Life, Stil Life」の4曲を収録。
ジャズサキソフォニストの巨星John Coltraneの66年発表アルバム。こちらは80年リリースの再発盤。ドラマーとしても活躍したJuno LewisのポエムをフューチャリングしたA1「Kulu Se Mama」、優しく美しいB2「Welcome」等を収録した名作。
「Love Supreme」にも通ずるカルテットの絶頂期を収めた64年発表アルバム。こちらは76年リリースの日本盤。これまでの、内から湧き上がる情熱の発露のような演奏スタイルから、時に威風堂々、時に内省的な演奏が印象的な「コルトレーンジャズの異色作」とも評される1枚。
復帰作「The Bridge」からRCAで数枚のアルバムを残し、Impulseと契約しての3枚目、「第2休暇」前の最後のリーダーアルバムとなった66年作。Freddie Hubbard(tp)を迎え、インプロビゼーションを重視したフリー「East Boradway Run Down」、トリオ編成での渋いB1「Blessing In Disguise」などを収録。