水沢有美とデュオ「乙女座」を組んでいたらしい女性シンガーソングライター古家杏子さんの82年リリースレコード。千野秀一(arr/key)、村上ポンタ秀一(dr)、Pecker(per)等が参加。ドラムとヴォーカルを軸とした重た目のグルーヴに惹き込まれる傑作メロウダンサーA1「晴海埠頭」をはじめ、レゲエやニューウェーブの匂いを感じる沈み込むような暗い曲調が印象的なB1「東京」、バレアリックB2「ケサラン・パサラン」、ドラムブレイクで幕を開けるB3「0時のメインストリート」、レゲエのリズムを取り入れたA2「どこ」など、今なおフレッシュに聞こえる独特の雰囲気を持った楽曲がズラリと並ぶ名盤です!!