28歳の若さでこの世を去ったニュージャージー出身の女性シンガーLinda Jonesの72年リリースアルバム。Goerge Kerr-Sylvia RobinsonプロデュースらしいスウィートソウルA2「Don't Go(I Can't Beat To Be Alone)」やB3「Let It Be Me」、荒削りなサウンドも良いA3「Behold」等を収録した佳作。
フィリーソウルの代表格Delfonicsの名曲カバーB3「La La(Means I Love You)」のカバーをはじめ、アルバムラストを飾るにふさわしい極上スウィートB5「I Can't Stand(To See You Cry)」、George Kerr作「Let's Make Love」、The Flammingosの古典カバー「I Only Have Eyes for You」など、そんな逆境をもろともしない高い実力で聴かせるソウルトラックが満載!!
Jill ScottやGameがサンプリングした「Look Over Your Shoulder」を筆頭に、Westside Gunn「Eric B」でサンプリングされたSmokey Robinson「Ooh Baby, Baby」カバー、The O'Jaysのカバー「I'll Be Sweeter Tomorrow」等のスウィートトラックからフィリーソウルマナーなグルーヴィーチューン「I'm So Glad I Found You」などを収録した名盤です!!
Linda JonesもカバーしたA1「I'll Be Sweeter Tomorrow」、ImplementsのカバーA6「Look Over Your Shoulder」、Murs & 9th Wonder「Murs Inatra」でサンプリングされたB4「Love Is Everywhere」、タイトなコーラスワークに上げられるクロスオーバーソウルの隠れた名曲「You're Too Sweet」など素晴らしいスウィートソウルが詰まった名作!!
ドゥーワップグループThe RaysでデビューしたシンガーTory Keyesのソロ、69年作。伸びのあるヴォーカルで聞かせるGeorge Kerrプロデュースのクロスオーバーソウル「I'm Crying」がおすすめです!!
自身の作品やライティング/プロデュースワークでも知られるシンガーソングライターGeorge Kerrと女性シンガーAnn Robinsonとのデュエットシングル。メロウで心地良いメロディーラインに惹き込まれるバラード「Just The Two Of Us」、ミッドテンポの「If You Need Me」共にナイスです!!